未来のたね

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4月、被災地では、種屋さんも津波で流され
種を買う事の出来ない人が沢山いると夫に聞きました
そして、遠野まごころネットでは
「まごころの花や農作物で埋め尽くそう」という願いを込めて
「まごころだね!」と題し全国から種を呼びかけ
沢山のまごころの詰まった種、苗が届いているそうです
http://tonomagokoro.net/?p=430

私ももちろん!参加させてもらいました
トマト、レタス、豆…どんな種にしよう,と思った時
どんな種でも自分で種採りした自家採取の種を届けたいと思いました

みんなが復興に向けて進む中
復興の先が今までと同じ生活、前のような生活に戻ると言うことより
持続可能な生活、自然を生かした生活
未来の為の生活も選択に入れてもらえたらと思うんです

種も同じ事で、今市場に出回っているのは
一代交配種、F1と呼ばれている種が主流です
病気に強く、発芽率も生育も良く、どれも均等に育つ、とても魅力的な種。
でも、人が種の遺伝子を操作した一代だけで終わる
とても、不自然な種。
これでは、未来に続く道が見えない気がします

願うのは
育てた作物から種を採り、
時を重ねるごとに、その土地の気候や風土にあった作物が育ち
それが土地ならではの作物になり受け継がれていく。
そんな風に、買う種じゃなく、つながっていく種が
被災地から始まってほしいと思いました

そして、夫ももちろん、いや私以上にその想いは強く
この企画が立ち上がった時
自家採取している遠野の仲間にも呼びかけ
宝物のような自家採取の種が集まり
5月上旬に大槌町で全国から送られた種と共にお配りしたところ

後日
「土いじりをしていると、津波の事が忘れられる」
「いままでお花を育ててきたけどこれからは野菜の種をまくんだ」
「会社勤めだったから野菜作りしたことないけどやってみたい」
塩水をかぶってしまった土地でも育つんだべかぁ
と心配していたお母さんも小さな芽がでて大喜びしていたそうです

そしてさらに後日
とても心強い方が賛同し
驚くほどの種をまごころネットに送ってくれました
それは、自家採取可能な固定種。
農薬、化学肥料を使わずに栽培、採取されている種屋さん
たねの森」です

私が遠野で野菜作りをはじめた時
初めて買った種が、たねの森でした
たねの森の種で育てたレタスで種採りの面白さを知り
F1、固定種、種の未来を考えさせてくれました
まごころだね!にも、そこから続いているレタスの種も入れました
なので、たねの森の種を受け取った方達にも
伝わってくれたらいいなぁ~とすごくワクワクしています。

小さなちいさな種にはおーきな希望がたくさん詰まっているんです
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まごころだね!の春蒔き種は5月末でいったん募集を停止して
秋蒔きの時また再開するそうです!
http://tonomagokoro.net/?p=1053
いつか、沿岸の方が自家採取した種と
たねの交換会が出来たらいいな



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by sheno27jp | 2011-05-19 22:21 | 遠野暮らし

◇ 風土農園 ◇    岩手県遠野市で無農薬、無化学肥料、無肥料の自然栽培でお米作りをしています。 自然に優しい農業、自然と寄り添った遠野の生活を綴っています FB:https://www.facebook.com/tonofuudo/  


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