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馬と一緒に

去年の振り返り、まだ続いてました
最後は、地駄曳き(じだびき)

旦那さんが、新人馬方として、お2人の馬方さんに学びはじめた年でもありました
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山から切った木を、馬が運びだす地駄引きと言う伝統技術があります
遠野には2人の馬方さんいらっしゃいます。
全国的にも減っている馬方さん、遠野でも後継者不足の問題がありました。

森も機械化が進んで、大きな機械であっと言う間に木を切り
重たい木を、何十本もトラックに乗せて、運び出せる時代です
 でも、この大きな機械を山に運ぶ為には、機械が通れる道を作らないと行けなくて、
道を作ると言う事は、木を切って山を削ります
日になんども大きな重機が通り、土を踏み固めていくと
その道は自然の力では、もとに戻らなく
とても山を痛めます。

馬は、機械が通れない場所にも入れ
運び出す為に道を作る必要もなく、石油も使わない。
山を痛めない、自然に優しい搬出作業です
山を大事にする人は、地駄曳きで木材搬出をお願いする人もいるそうです

この、伝統を絶やしてはいけない!と、
馬の先輩でもある友人や県が立ち上がって
去年、「遠野馬搬振興会」が設立されました
(その研修生として、お声をかけていただいたのです)

年末最後の日は
馬方歴60年近くになる盛治さん(74歳!)と馬の盛(さかり)との日で、
私も見学させてもらいました

朝、トラックから、盛を降ろすと馬装をして
現場へ向かいます
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現場に着くと、すでに切った木があり
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一本づつ引き出し
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繋げ
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この道を
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降りていきます
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人間だったら一本の木ですら運びだせない長くて重い木を
5本6本とつなげて、運びだす馬の力には
見ていてドキドキします

馬の盛と、盛治さんの関係は
馬を道具として扱うのではなく、お互いがパートナーとして
想いあって信用している関係が
見ているほうにも、しぐさ、動作で伝わってきました
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盛治さんは、いつも私にも声をかけてくれます
「とおちゃんいなくても、一人でもあそびにこ(おいで)」
「今かあちゃん、うちさいるから、お茶してけ」
馬の道具の説明をとても丁寧に、突然お話しだしたり
私が森にくっついて来ても、うれしそうにしてくれるし
なんでだろうと思ったら、
馬方は、奥さんの支えあってこそ
なのだそう。

だから私にも、馬の事、地駄曳きの事を
惜しまず教えてくれるんだなぁ
と、その話を聞いた後の、見学だったので
改めて、1トン近い、大きな馬と、急斜面から木を出すこと、
重くて大きな木を扱う事、自然の中の作業は命掛けだと感じました

いつか、馬と一緒の暮らしが始まったら、
お家に帰ってきた時は、ホッと落ち着け場所にしよう
人だけじゃなくて、馬にも、安心できる厩舎(お家)に帰ってきてもらおう
馬方は旦那さんだけじゃなく、私もなんだと
大事な事を盛治さんに教わりました

自分の育った古里の自然を守りたいと、旦那さんが選んだ道
山を守るという事は、その下にある田畑を守る事につながります
海だってそう。
私もその道に大賛成で歩んでいこうと思う。

(自然や山の事書こうと思ったのに、なんか違う話になってまった…ま、いっか☆)


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by sheno27jp | 2011-01-22 09:12 | 馬.動物

◇ 風土農園 ◇    岩手県遠野市で無農薬、無化学肥料、無肥料の自然栽培でお米作りをしています。 自然に優しい農業、自然と寄り添った遠野の生活を綴っています FB:https://www.facebook.com/tonofuudo/  


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